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中古物件の賃料が上昇傾向

アットホーム/首都圏7月の賃貸住宅市場

成約数14カ月連続の増加
中古物件の賃料が上昇傾向

 不動産情報のアットホームがこのほど発表した首都圏7月の居住用賃貸物件の市場動向によると、成約数は、前年同月比14カ月連続でプラスとなった。成約数は1万9037件(前年同月比0・5%増、以下同じ)。アパートの成約数が1年8カ月ぶりに減少に転じたため、増加率は0・5%とわずかなものとなった。エリア別では、都内23区が8583件(6・4%増)、都下1587件(5・9%増)、神奈川5308件(9・3%減)、埼玉1885件(0・9%増)、千葉1674件(1・0%増)となった。

 神奈川では単身者向けなどが不振で6カ月ぶりに減少。埼玉も増加率1%を切り大幅に低下した。一方、都内23区では中古マンション需要の高まりを受けて堅調に推移した。1㎡あたりの成約賃料は2431円(0・1%減)で、マンション2594円(0・2%増)、アパート2141円(1・2%減)だった。

 首都圏全体でのマンション1戸当たりの平均成約賃料は、新築で9万6800円(3・8%減)。中古9万600円(2・4%増)となり、中古では4カ月連続で上昇しているものの、新築の平均賃料が5カ月ぶりに下落した。

 アパートは新築7万9800円(3・5%増)、中古6万800円(0・3%増)で、新築が7カ月連続で上昇。中古でも全エリアで平均面積が拡大し、再び上昇に転じている。マンション・アパートともにシングルの動きが鈍くなっているが、23区ではカップル・ファミリー向けで好調が続き、エリアでの違いが鮮明となった。